> 育児と仕事と・・・ >


   
私は現在、子供を預けずに在宅でお仕事をしています。
「預けないで働けるなんてなんて、いいなぁ・・・。」
「どうやってるの?」
そんな質問を色々な方からいただきます。
たしかにちょっとよさそうに聞こえますよね?

・・・が、実情は・・・!?

「お仕事をしたい」と思っているママたちの参考になればと思い
私の場合を綴ってみました。



働き方、いろいろ
寝不足覚悟の在宅ワーク
在宅ママ適正チェック
サポート態勢を整えよう!
上手な仕事の探し方
在宅ママのある1日


 働き方、いろいろ
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働き方、私の場合・・・>> 子供を預けず在宅勤務
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冒頭にも書きましたが、現在、私は在宅で仕事をしています。
フルタイム、パートタイム、在宅、SOHO・・・。ママが働く、その働き方には色々な形があります。
実は、私もはじめは「子供を保育所に預けて、外で仕事がしたかった」のです。なのに、なぜ???
まずは、「なぜ、私がこうして在宅でのお仕事をはじめたのか」について、記してみます。

ママがお仕事 = 子供は保育所
私が当初、希望していたような、フルタイム+ママが外で働く家庭の場合は、これが一般的なスタイルです。
我が家の場合も、夫は「私が働くことは賛成してくれましたが、子供を預けることには反対」でした。
しかし、私はどうしてもあきらめられなかったのです。
そして、夫も「預けないで働けるのなら、協力はするよ!」とのこと。
そんなわけで、現在、こんな形で何とか細々と働いています。

「小さな子供を預ける」ことに抵抗がある人もまだまだ多いと耳にします。
預けてたって、一緒にいるときにたっぷり愛情を注いであげればよいのでは?
小さいころからずっと一緒の保育士の方々は、子供にとっては家族のようなものなんじゃ?
私自身は、そんな風に思うのですが、考え方、感じ方は人それぞれですものね。仕方ないと思います。

また、働きたくても働けない理由は、このほかにもたくさんあると思います。
働けないという現状に自分で納得ができれば問題はないでしょう。
しかし、働けないがためにイライラしてしまう!という方は、是非、自分なりの働き方を考えてみてください。
何らかの妥協策がみつかるとよいですね。

   


 寝不足覚悟の在宅ワーク
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保母さん 兼 会社員!?
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そんな訳で、子供を預けずに在宅で働いている私。
「自宅で、しかも、自分の好きなときにお仕事ができるなんていいなぁ。」
色々な方から、そんな風に言われます。
たしかに、メリットもいっぱい! でも、いいことばかりじゃないんです!!

実際のところは、保母さんと会社員をいっぺんにやっているようなものでしょうか。
給料がとてもよいというわけでもなく、自ら寝不足になる環境を作っているようなもの。

私の場合は、長女が3歳、次女が生後2ヶ月の頃にお仕事を始めましたが、今、思えば、始めた当初が体力的には一番ラクだったかも!?
子供が大きくなるにつれ、昼間、仕事ができる時間がぐっと狭まりました。
ハイハイをはじめ、パソコンへの攻撃が始まり・・・。外遊びをしなくてはおさまらなくなってからは、ほとんどが深夜作業。

しかし、やっぱり「仕事が好き!」なのでしょうね。寝不足になっても、頭痛がしても、仕事をやめたいとは思えない!
仕事をしていないと落ち着かない性分・・・というのかな。
不思議なことに、精神的には、専業主婦&ママだったかつてより、ずっとずっとラクで楽しいのです。

という訳で・・・。
「寝不足になっても、少々大変でも、絶対にお仕事をしたい!」と思っている人は、是非ぜひ頑張ってくださいね。
きっと今より楽しくなるから!
けれど、「ちょっとお小遣いを稼ぎたいから・・・。」というだけなら、やめていおた方が無難かも??

   


 在宅ママ適正チェック
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意欲・協力・健康は絶対不可欠!!
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仕事を続けていくためには、最低限、つぎの3つが必要です。
もちろん、今、すべてが整っていなくてもよいのです。
「はじめるまでにはまかせとけ!」というあなたは、きっとうまくいくはずです。

まず絶対に必要なのは、当然ながら、働きたいという「意欲」です。
これがなくてははじまらない!・・・というか、これがなければ、このページも見てないか??(笑)
つぎに必要なのは、周囲、特に夫の「理解と協力」です。
いくら自分が働きたくても、妻であり、ママであるゆえ、自分だけではどうにもならない。
億劫がらずに、また、あきらめずに話をして、きちんと熱意を伝えましょう。そして、理解してもらいましょう。
「意欲」だけでは長続きは望めません!!
子供の病気、急ぎの仕事・・・など、いざという時のサポート態勢も必ず考えておきましょう。
(詳しくは次の章で!)
また、自分や家族の健康。これも必要不可欠です。
寝不足や無理をしいられる在宅ワーク。
自らの健康はもちろん、家族が病気にあまり頻繁に病気になると、仕事どころではありません。
家族の健康管理には細心の注意を!


   


 サポート態勢を整えよう!
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働きやすい環境づくりが必要
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仕事と家事と育児と・・・。
これらをうまく両立させるためには、多少の工夫とコツが必要です。
自分ひとりでどんなに頑張っても、長続きさせるのは困難なこと。
まずは働きやすい環境づくりからはじめましょう。

夫に協力してもらおう!
まずは、夫をはじめとした「家族みんな」にきちんと理解してもらい、共働きの態勢を整えることが必要です。
育児や家事の分担についても、しっかり話し合っておきましょう。
また、いざというときにもっとも頼れるのが「夫」のはず。
子供の病気や怪我などのときの態勢もきちんと考えておきましょう。
勤務先の理解を深めよう!
「子供って忙しい時に具合が悪くなる!」と感じたことはありませんか?
「突然、子供の具合が悪くなって休まなくてはならない」というような状況も少なからず生じてくるはず。
もちろん、そうならないように健康管理には細心の注意を払うことが基本条件ですが、それでも、どうにもならないときは、早目に対応をして、できる限り迷惑をかけないように配慮しましょう。
また、そんなときのためにも、周囲の人にはきちんと自分の状況を伝えておくことが必要です。
甘えすぎるのはいけませんが、いざというときにはフォローをしてもらい、また、こちらもきちんとその穴埋めをできるというよい関係を作っておきましょう。
いつでも預けられる態勢を!
おじいちゃんやおばあちゃん、近所の方々、保育園、幼稚園や託児所。
何かのときにいつでも預けられる場所を確保しておきましょう。
私の場合、自宅から車で2時間程度のところに住んでいる両親に、その旨、お願いしてあります。
また、一時保育施設に登録をし、いつでも預けられる態勢を整えています。
(どちらもあまりお願いせずに済んでいますが・・・。)
採用時の面接の際も、この点をしっかりアピールするとよいでしょう。


   


 上手な仕事の探し方
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とにかく「ダメもと」で、へこたれずにアプローチを!
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とにかく「ダメもと」で片っ端から調べましょう。そして、あたってみましょう。
ここは体力&気力勝負です。

私の場合は、新聞・インターネット・求人誌で情報を集め、電話をかけまくりました。
ちなみに、私が再就職活動をはじめたのは、36歳。長女が3歳、次女が生後2ヶ月のときでした。
もちろん、ツテはなく、資格もない。今思えば、これこそ「ダメもと」でしたね。(笑)
そんな私にでもチャンスはやってきたのだから、絶対に・・・なんとかなるさ!

それから1つ、注意点。
在宅とはいえ、全く会社に行かずに済むような仕事などありません。
また、むこうから勝手に飛び込んでくる仕事などありません。
「どうしても働きたい!」と思っている人たちを狙って、悪い勧誘が巷にはあふれています。
頼みもしないのにかかってきた電話や、「遠方でもOK!」という求人は詐欺まがいのものが多いので、
好条件に惑わされないよう、ご注意を!

 結果的に、私は現在、「地域密着型HPの求人欄」で探した会社に勤務しています。(3年目です。)
会社までは車で10分。打ち合わせは週1ペース。会社へは子供を連れて出社しています。(感謝!)


   


 在宅ママのある1日
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気になる在宅ママの毎日。 ね、かなりハードでしょ。
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私の場合、次女が生後2ヶ月の頃にお仕事をはじめました。
面接には子供ふたりを連れて!! 今、思えば、よく雇ってくれました。
それからずっと、このような毎日が続いています。

 私が勤務しているのは、システム開発関連の会社です。
ちなみに私は、システム開発や開発したシステムのマニュアル作り、PR関連の書類およびHPの作成などを行っています。



6時半 起床 / お弁当&朝食作り
7時すぎ 夫と子供を起こす / 朝食&着替え
8時半 長女をバス停まで見送り / 続いて、夫も出勤!
9時すぎ〜12時 メール&電話対応、掃除、洗濯  ・・・> ほとんど仕事になりません
12時 次女と昼食
13時〜14時半 買い物などの家事
14時半〜15時半 次女を寝かしつけ  ・・・> うまく昼寝をしてくれた時は、少し仕事を!
15時半 長女、幼稚園から帰宅
15時半〜17時 子供たちと外で遊ぶ
17時〜18時 夕食の準備
18時 夫、一時帰宅
18時〜21時 風呂 / 4人で夕食 / 休憩
21時〜22時 子供たちを寝かしつけ / この頃、夫が再出勤
22時〜翌1時 本格的に仕事を /  終了後、就寝
 ・・・> 仕事の状況によっては、2〜4時くらいになる場合も!

こんな調子で、昼間はできるときでも最高2時間。あとはすべて子供たちが眠ってから(10時以降)の作業となります。
睡眠時間が4時間以下になると、それはそれは、かなり厳しい状態です。
子供を保育園に預け、昼間も作業をできるような環境をつくれば、これより少しはラクになるでしょう。
この春には次女が幼稚園にあがるので、私も少しラクになりそうです。


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