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出産にまつわる費用をシミュレーションしよう!


出産費用には保険がきかない
病院えらびは慎重!に
それじゃ、実際いくらかかる?
そのうちどのくらい戻ってくるの?


 出産費用には保険がきかない
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出産は「医療行為ではない」のだ!
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出産は「医療行為ではない」という理由で健康保険がききません。
つまり、妊娠から出産に関する医療費はすべて自分で負担をするということになるのです。
(でも、申請すればもらえるお金もあるよ!→ 「そのうちどのくらい戻ってくるの?」 参照)

そして、その金額は 病院、分娩の方法、本人の体調などによってかなり開きがあるようです。
妊娠がわかったら、まずは 『どんな病院でどのような方法で出産したいか』をきちんと考えておきましょう。そして自分の考えにあった病院を選びをすることが大切です。(→ 「病院えらびは慎重に!」 参照)

もう一つ当たり前かつ重要なのは、とにかくゆったりとした気持ちで妊娠期間を過ごすこと。
体調を崩してしまうと、自分が辛い上に予期せぬ費用が必要になったりすることもあります。普段の生活と何かを特別に変える必要はありませんが、妊娠期間は疲れやすいので、体調には充分気を配っておきましょう。

   


 病院えらびは慎重に!
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どんな点を重視するかは考え方次第!
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病院(産院)は、大きくわけるとつぎの3種類です
     @個人病院  A民間の総合病院  B市民病院など

費用は一般的に@>A>Bの順に高くなりますが、個人病院の方がサービスが充実していたりすることもあるので、金額だけでは判断できません。
どんな点を重視するかは考え方次第!
ただ、妊娠期間の10ヶ月は思いのほか長く、不安になることもたくさんあるので(第一子の場合は特に!) 単に費用の安さだけで判断せず、信頼のできる病院を選ぶことをおすすめします。
希望する分娩方法や入院中の待遇など、あらゆる要素を総合的に考えることが必要です。

 ちなみに私は、第一子、第二子ともに個人病院で出産しました。

   


 それじゃ、実際いくらかかる?
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検 診
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大抵の病院では次のペースで検診を行います。
      〜7ヶ月目・・・月1回
      8〜9ヶ月目・・・月2回
      10ヶ月目・・・毎 週

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分娩と入院
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入院時の部屋のタイプや室料は、病院によって大きく異なります。
また、未熟児の場合は別途費用がかかってくるようです。
入院期間は普通分娩で5日〜1週間程度、帝王切開で10日前後となります。
(緊急の帝王切開での出産は高額医療費扱いになるそうです。)

出産までにかかった費用 −私の場合− 
(個人病院の場合の一例です。あくまでも参考程度に!)
検診費 ¥8,500×16回 ¥136,000
分娩代   ¥280,000
入院費用 ¥15,000×5日 ¥75,000
その他   ¥60,000
合 計   ¥551,000

   


 そのうちどのくらい戻ってくるの?
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戻ってくるお金をチェック!
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前述のとおり、子供が産まれてくるまでにはこのような高額な費用がかかるわけですが、
出産によってもらえるお金もあるのです。(下記表を参照)

       もともと専業主婦だった人 −−−→ 1.と4.
       出産に伴って退職する人 −−−→ 1.と2.と4.
       出産後も仕事を続ける人 −−−→ 1.2.3.4.を要チェック!

 1.出産育児一時金
   ↑詳細はこちら
被保険者かその配偶者が出産し、その子を育てるときに支給されます。(妊娠4ヶ月以上の死産・流産の場合も支給。双子の場合は2倍額。
 2.出産手当金
   ↑詳細はこちら
被保険者が出産のために休職または退職し、その間事業主から報酬を受けられない場合に支給されます。
(退職後6ヶ月以内の出産であれば受給可)
 3.育児休業給付金
   ↑詳細はこちら
出産後56日間の産休の後、子供が1歳になる前日まで育児休業をとった人に対して支給されます。
 4.児童手当金
   ↑詳細はこちら
3歳未満の子供を育てていて、一定の所得制限を満たしている人に対して支給されます。

実際自分にはどれが該当しましたか?
あらかじめきちんとチェックしておき、忘れずに申請をしましょう。

 

更に詳しい「もらえるお金」一覧 

 1. 出産育児一時金
資 格:本人または配偶者が社会保険か国民健康保険に加入していること
    (妊娠85日以上の死産・流産の場合も支給。双子の場合は2倍額。)
    ※共働き夫婦でどちらも社会保険に加入している場合、どちらか一方しか請求できません
支給額:国民健康保険、社会保険ともに法定給付は一律35万円。
    社会保険の場合、これに会社の健保独自の給付金がプラスされます。
申 請:社会保険→会社または社会保険事務所へ。国民健康保険→市町村区役所へ
    ※出生後2年以内に請求すること
 2. 出産手当金
資 格:出産した本人が社会保険に加入していて、加入後1年以上経過していること
支給額:標準報酬日額(月収÷30)×2/3×日数
    (日数=分娩予定日以前42日間(双子分娩は70日間)+分娩後56日間)
申 請:会社へ ※出生後2年以内に請求すること
 3. 育児休業給付金
資 格:申請者自身が社会保険に加入していること。
    また、育児休業開始前の2年間に(11日×12ヶ月)以上勤務していること
支給額:「基本給付金」として・・・休業開始前の月給の30%×休業月数
    育児休業終了後、職場復帰して6ヶ月が経過すると、
    「育児休業者職場復帰給付金」として・・・休業開始前の月給の10%×「基本給付金を受給した月数」
申 請:会社へ
 4. 児童手当金
資 格:一定の所得制限を満たしていること
    (詳しくは各市町村区役所へ
支給額:子供2人目までは月額5千円、3人目以降は月額1万円。
申 請:居住している市町村区役所へ


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