> ママやみんなに伝えたいこと >


   
最近の子育て事情
ちょっとまじめに考えてみよう!


こそだて 今・むかし
母親ひとりで?−みんなでやりたい!こそだて!!
自分流の子育てしよう!
ふたりでやれば 楽しい子育て


 
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子育てははラクになった?
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紙おむつとおしりふきを持って、逃げ回るわが子を追いかける私。
それを見ていた母が、「いやぁ、いいねぇ。今は便利なものがたくさんあって!」と微笑む。

確かにそうです。ここ数年の間に 育児グッズは目覚しい進化を遂げました。
私は長女を出産して数ヶ月、布おむつを使用していたのですが、まぁなんと大変なこと!
もちろん途中で挫折しました。昔は本当に大変だったにちがいない!と思います。

さて、こうして便利な育児グッズの恩恵にあやかっている私たち。
それじゃ「子育ては昔よりずっとずっとラクになった」のでしょうか。

いつ、どの時代でも「子供を一人前に育てる」ってことは大変な大仕事。
昔より便利な物は増えたけど、反面、新たな問題もたくさん生まれてきているような気がします。
情報が氾濫しすぎているということ、核家族が増えて 育児が母親ひとりの仕事になってしまいがちだということ、母親たちの孤独化が進んでいること・・・。
これじゃ少子化も無理はないかな。そう思える原因がたくさんあります。

『子供を産んで育てる』・・・。
こんな当たり前のことをフツーにやっていくことが 意外と難しい世の中になってきているのかも?
だけど、子育てって案外楽しいよ。(母になって5年目。やっと言えるようになりました!)

   


 
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みんなでやりたい!子育て!!
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昔の母親は、現代の母親たちより多くの人たちに囲まれて 子育てをしていたんじゃないかと思います。
おばあちゃんや近所の人たちや友達や・・・。
そして、それら色々な立場の幅広い年齢層の人たちが、少しずつ助けになったり、相談にのったり、気分転換やよい刺激を与えてくれていたはずです。(もちろんその分、色々面倒なことも多かったでしょうが―。)

子育ては単調で退屈で根気のいる仕事です。
でも、まわりの人が力になったり色々な風を吹き込んでくれたら、きっと穏やかに子育てができるはず!

だけど、生活スタイルの変化に伴って、母親たちの置かれる環境も随分変わってしまいました。
みんなですれば楽しい子育て。なのに、母親がひとりで孤独に子育てをする・・・。子育ての責任が母親ひとりの肩にのしかかる・・・。こんな状況が増えているんじゃないかしら。

      
      


転勤になって、知らない土地にうったら、子育てに関わってくれる人や話し相手になってくれる人が減ってしまった。
そんな母親って案外多くないですか?

会社というパイプで社会と繋がっている男の人はいいけれど、母親は宙ぶらりんで孤独な状態です。
小さな子供がいるとフットワークも重くなりがちなので、精神的負担はますます増えてしまいます。
おまけに、パパの仕事が忙しくてなかなか育児にかかわれなかったり、あるいは無関心だったりすると、母親ひとりでは対処しきれず、パンクをしてしまうのです。

生活環境も子育ての方法も、もちろん悩みも人それぞれ。
まずは「我が家の子育ての実状」をパパやまわりの人たちにきちんと把握して欲しいのです。
母親自身もそれを伝える努力をしましょう。
そして、それぞれの生活スタイルにあった自分たちなりの子育て方法で、我が子の成長に楽しくつき合っていきましょう。

   


 
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常識なんて気にしないで!
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こんな風に思ったことはありませんか?

   女は誰でも子供が好き
   子供を産めば誰でもすぐに「母性」が生まれる
   小さいうちから預けて働くなんて子供がかわいそう
   パパが育児をするなんてかっこ悪い
   専業母親はラクでいい!

これって常識?
よくわかりませんが、もしかすると「根拠のない単なるイメージ」??
だけど、よくよく考えてみると、こんな意味のない考えに一番敏感になっているのは、子育て中の母親たちだったりするんじゃないかしら?
誰かに言われた訳じゃない。だけど、そう思われてる気がする!??

世間の多くの人々はそれほど子育てのこと、母親のこと、育児環境のことに関心があるわけじゃない。
(本当は、「次の世代を担う子供たちの育成!」・・・。そう、ちょっとは関心持って欲しいのですが・・・。)

だから、勝手な思い込みで、自分の行動を狭めしまうのはもったいない!
もっと自由に、周りのことはあまり気にせず、もっと肩の力を抜いて、気楽に子育てしましょうよ。

そして、万が一、自分のパートナーがこんな風に思っているとしたら、何よりもまず 彼 の意識を変えることに全力を尽くしましょう。(世の中を変える第一歩だ!!)

   


 
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子育ては「夫婦でするもの」
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子育てについて考える前に、まず夫婦について考えてみてはいかがでしょう?
なぜなら、子育ては、基本的に「夫婦でするもの」だから。

「育児や家事の分担はどうするか」とか「パパの帰宅時間が遅くてしんどい」とか「母親も働きたい」とか、具体的な問題は山積みだけど、それを解決する際に欠かせないのは何といっても夫婦間のコミュニケーション。
また、夫婦としての長期的なビジョンが明確になっていると 『子育てが最も大変なのは一時的なことだ』 と思えるので、もっとゆったりとした気持ちで子供と接することができちゃうかもしれません。

この機会に夫婦や自分たちの将来について是非話をしてみましょう。
そして、「自分たち流の子育てスタイル」を考え直してみませんか?


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